メンタルヘルスマガジン『こころの元気+』2019年10月号(152号)

認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ発行のメンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2019年10月号を紹介します。

この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。

毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっていますイイ!!

もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。「こころの元気+」は、コンボの賛助会員の方に毎月15日頃をめどに(郵便事情により前後します)お届けする会員誌のメンタルヘルスマガジンです。購読の申し込みは、下記のホームページからできます。(会員誌のため書店では販売していません)

リンク 会員誌「こころの元気+」のお申し込み(賛助会員申込)方法

 

10月号特集:私と家族の距離

 

精神疾患の発症は、本人のみならず、家族にとっても人生上の大きな出来事となります。リカバリーとは、もともとは精神疾患をもつ本人が語り始めた考え方ですが、近年では家族のリカバリーも語られるようになってきました。

家族がリカバリーをするためには、ある程度、本人との距離を保ち続けることが必要だと考えられます。それは、家族にとっても、本人にとってもリカバリーのターニングポイントとなっていると考えられます。

さまざまな家族と本人の距離感をマンガや体験談などで描き出すことで、それが家族にとっても大きな影響を与えることを伝える特集です。

  • 【特集1】まんが 心の距離の計り方/木村きこり
    父と私、母と私、これから

  • 【特集2】まんが どないしたら、ええ?~家族のほどよい距離~/美都たまき
    お母さんとみとさん、心の中クリニックへ行きました。
  • 【特集3】まんが 家族の絆/ズタボロ
    ズタボロさんのマンガは、心にじゎーときます。
  • 【特集4】それぞれが思う家族の間のほどよい距離/鴨川智江美(AI-ACT(ひかり診療所、訪問看護ステーションきらり)管理者)/吉澤美樹(訪問看護ステーションふぁん)/見守る母(ご家族)
    訪問スタッフとご家族それぞれの体験にもとづいたお話です。
  • 【特集5】まんが 意思疎通ができるまで/Apiyo(あぴよ)
    お母さんと意思疎通するために、 Apiyo(あぴよ)さんがしたこととは…
  • 【特集6】まんが 始まりは1冊の本から/工藤アルミン
    うまくいっていても、環境が変わることで親子関係も影響を受けるようで…
  • 【特集7】家族の元気と私の元気/投稿
    家族と自分との距離について、体験談を寄せてもらいました。
  • 【特集8】まんが 母と私のディープでハードな半年間/らいむ
    ある日、突然みんなの前から姿を消したらいむさん。
  • 【特集9】まんが これもリカバリー談?/夜中のケーキ
    親に理解はなくても…そんな体験まんがです。

以下、連載の一部を紹介します。

菊地俊暁先生(慶應義塾大学病院)と黒川常治さん(ピアスタッフ、グラフィックデザイナー)のうつ病Q&A」第14回は、「前兆は同じ?」です。

発達障害 空気を読まずに、言いたい放題 第31回 は、今川悦子さん(一般社団法人無限 副理事長)の『放課後等デイサービスができること』です。

井坂武史先生(特定社会保険労務士)の「あきらめない障害年金」第13話は、「特別障害給付金よりも金額の多い障害年金を選択したケース」です。

※連載については→コチラ

『こころの元気+』2019年10月号

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