メンタルヘルスマガジン『こころの元気+』2020年3月号(157号)
認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ発行のメンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2020年2月号を紹介します。
この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。
毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっています
もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。「こころの元気+」は、コンボの賛助会員の方に毎月15日頃をめどに(郵便事情により前後します)お届けする会員誌のメンタルヘルスマガジンです。購読の申し込みは、下記のホームページからできます。(会員誌のため書店では販売していません)
会員誌「こころの元気+」のお申し込み(賛助会員申込)方法(COMHBO地域精神保健福祉機構)
コンボには「ピアスタッフにはどうしたらなれますか?」という問い合わせがよくあります。
今回の特集では、今ピアスタッフとして働いている人達が、どんなきっかけで雇用され、苦労や葛藤を抱えつつ働き続けているのか、また雇用をする側の採用のきっかけや、工夫などを伝えます。
ピアスタッフのアンケートやどう思うかなど、厳しい現実もあわせ、ピアスタッフについての今を伝える特集です。
- 【特集1】まんが 助けられたから助け合いたい/宮西勝子
自分が助けられた経験から…
- 【特集2】ピアスタッフになるきっかけと、今大切にしていること
/吉田健一(木村病院デイケア ピアスタッフ)
/阿部真人(恩田第2病院 ピアサポート専門員)
/志賀滋之(地域生活支援センター所沢どんぐり ピアスタッフ)
病院や地域生活支援センターで実際にピアスタッフとして働いている方の体験談です。 - 【特集3】アスタッフにどうやったらなれる?/佐々木理恵(東京大学医学部附属病院 精神神経科 ピアサポートワーカー)
具体的な3つのパターンと研修会について
日本メンタルヘルスピアサポート専門員研修機構
文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム - 【特集4】ピアスタッフについて思うこと/投稿
なれなかった、続けられなかった、考えが変化したなど、読者の体験談
- 【特集5】ピアスタッフを続ける苦労と必要な支援
/矢部滋也(一般社団法人北海道ピアサポート協会代表理事/多機能型事業所PEER+design管理者/社会福祉士)
/古関俊彦(NPO法人颸埜扉(しのひ))
/匿名希望
いろいろな立場からの苦労や支援についての体験談 - 【特集6】ピアスタッフアンケート/投稿
Q1:ピアスタッフの経験がありますか?
Q2:経験がない方へ。ピアスタッフになりたいと思ったことがありますか?
Q3:経験がある方へ。ピアスタッフになりたいと思ったのはなぜですか?
Q4:経験がある方へ。どのような経緯やきっかけでピアスタッフになりましたか?
Q5〜Q8:ピアスタッフになる前に持っていた資格、なった後にとった資格は?
Q9:ピアスタッフの雇用契約や賃金は?
Q10:ピアスタッフとして働くやりがいは?
Q11とQ12の結果はコンボのホームページを参照
Q13:ピアスタッフの苦労は? - 【特集7】ピアスタッフを採用したきっかけと、今大切にしていること
/関口暁雄(埼玉県済生会鴻巣病院支援部長)
/鷹尾和顕((福岡県)社会福祉法人つばめ福祉会理事長)
/菅原小夜子((静岡県)特定非営利活動法人こころ理事長)
/長谷川花((静岡県)復康会沼津中央病院)
ピアスタッフを採用したり、一緒に働くことで感じていることなど - 【特集8】リカバリー志向への変革とピアスタッフ/相川章子(聖学院大学)
日本での状況やアメリカでの状況、課題など - 【特集9】ピアスタッフの可能性と展望/磯田重行(日本ピアスタッフ協会会長/リカバリーセンターくるめ施設長)
長い経験から感じたこと、大切なこと
以下、連載の一部を紹介します。詳細については 「こころの元気+」の特集と連載について(COMHBO地域精神保健福祉機構) を参照してください。
『私の働く生活ストーリー!』Vol.140は、PC事務(パソコン事務)の仕事をされている夜中乃ケーキさんです。
『発達障害 空気を読まずに、言いたい放題』 第36回 は、ココペリさん(団体名:Locorelli(ロコペリ))の「僕の思いと僕の活動」です。
特定社会保険労務士の井坂武史さんの「あきらめない障害年金」第18話は、「障害年金Q&A(1)」です。