メンタルヘルスマガジン『こころの元気+』2020年1月号(155号)
認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ発行のメンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2020年1月号を紹介します。
この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。
毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっています
もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。「こころの元気+」は、コンボの賛助会員の方に毎月15日頃をめどに(郵便事情により前後します)お届けする会員誌のメンタルヘルスマガジンです。購読の申し込みは、下記のホームページからできます。(会員誌のため書店では販売していません)
会員誌「こころの元気+」のお申し込み(賛助会員申込)方法(COMHBO地域精神保健福祉機構)
新しい年、新しい月をむかえるにあたり、ちょっと未来のことを考えてみる特集です。
みなさんは、どんな自分になりたいと思っているでしょうか?当事者や家族は、発病と共に思い描いていた人生が変わってしまった人もいるでしょう。それでも人生は続きます。
この特集は、自分が思い描く自分自身や社会の未来を描き出すことで、新しい可能性、新しい関係を広げていくきっかけにしたいと思います。
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- 【特集1】未来を語る?未来で語る?/矢原隆行(熊本大学大学院人文社会科学研究部)
ちょっとユニークな未来の語り方「未来語りのダイアローグ」のコツを教えてくれます。
- 【特集2】まんが 言葉の魔法/暁ちとせ
死ぬことばかり考えていた作者が…
- 【特集3】挫折から希望へ/投稿
挫折感、そして、未来への希望が感じられるようになったきっかけ、なぜ気持ちを切り替えることができたのか――などの体験談
- 【特集4】経験を生かして働く/矢部滋也(一般社団法人北海道ピアサポート協会)
家にひきこもりがちだったのが、いくつかのきっかけで - 【特集5】日常生活の中の私の夢/投稿
あなたには、日常生活の中でどんな夢がありますか?
- 【特集6】家族が未来を語る~今、悩んでいる親や子どもの立場の方へ〜
/杉本富太郎(静岡県まごころ会会長)
「家族による家族学習会」みんなねっと(みんなねっと 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会)
/加藤枝里(ひとりやないで!〜統合失調症の親と向き合う子向け家族会〜代表・精神保健福祉士)
ひとりやないで!(~*統合失調症の親を持つ子向けの広場*~)
親として、子どもとして、過去と未来を語ってもらいました。 - 【特集7】未来に生きる/投稿
つらい過去の体験が今に生きているという体験談 - 【特集8】リカバリーカレッジで創る未来/木本達男(リカバリーカレッジOKAYAMA)
リカバリーカレッジとは?
リカバリーカレッジOKAYAMA - 【特集9】イタリアで知ったことを日本で活かす/栗原和美、塚本さやか、長谷川志帆、松本直之(NPO法人東京ソテリア アルテ・エ・サルーテ公演準備チーム)
イタリアのボローニャでの支援や関係性を見て、思ったこと・感じたこと - 【特集10】まんが 新たなビジョン/古謝哲也(こじゃてつや)
2019年7月号まで「ちむダイアリー」を連載していた古謝さんの今のチャレンジ - 【特集11】生きるために求めていたこと/小阪和誠(一般社団法人日本メンタルヘルスピアサポート専門員研修機構理事・ソラティオ ピアサポート専門員)
夜、ジョギングを始めたら… - 【特集12】誰もが暮らしやすい社会をめざして/名雪和美(厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課 相談支援専門官)
デイケアスタッフから、省庁へ、思いや声を届けたい
- 【特集1】未来を語る?未来で語る?/矢原隆行(熊本大学大学院人文社会科学研究部)
以下、連載の一部を紹介します。詳細については 「こころの元気+」の特集と連載について(COMHBO地域精神保健福祉機構) を参照してください。
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『発達障害 空気を読まずに、言いたい放題』 第34回 は、平林景さん(株式会社とっとリンク(放課後等デイサービスみらい教室))の『私が起業した理由』です。
特定社会保険労務士の井坂武史さんの「あきらめない障害年金」第16話は、『「障害の状態を認定できない」との理由で却下」』です。