メンタルヘルスマガジン『こころの元気+』2020年2月号(156号)
認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ発行のメンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2020年2月号を紹介します。
この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。
毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっています
もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。「こころの元気+」は、コンボの賛助会員の方に毎月15日頃をめどに(郵便事情により前後します)お届けする会員誌のメンタルヘルスマガジンです。購読の申し込みは、下記のホームページからできます。(会員誌のため書店では販売していません)
会員誌「こころの元気+」のお申し込み(賛助会員申込)方法(COMHBO地域精神保健福祉機構)
2月~3月は季節の変化で、多くの人が体調をくずしやすい時期です。また、日々の気候の変化に伴う気圧や気温の変化に弱い人も多くいます。
そんなときに他の人はどのようにしのいでいるのか、薬とのかかわりはどうしたらよいのか、どれくらいの人がこの時期はつらくなるのかなどをまとめました。
自分だけがつらいのではないことを知ると共に、この時期をどう乗り越えたらよいのかを知るための特集です。
- 【特集1】まんが 不調からの回復/エト
季節の変わり目に調子を落としていたエトさんが心がけたのは…
- 【特集2】季節の影響受けています/投稿
どの季節がきついのか?季節の変化でどんな影響があるのか?みんなの体験談 - 【特集3】まんが ネバネバ地獄/あべしずる
毎年この季節が苦手な理由は - 【特集4】気圧や気温の変化がつらいです/投稿
気圧や気温など、どんな変化でどんなつらさがあるのか?みんなの体験談 - 【特集5】気候や季節の変化アンケート/投稿
季節や天候・気温などで体調を崩す人の割合がとても多いことにおどろきました
Q1:季節の変わり目に体調が崩れるか?
Q2:一番崩れるのはいつ頃?
Q3:天候や気温の変化で体調が崩れるか?
Q4:崩れる天候や気温はどんなとき?
Q5:どんな状態になる?
Q6:対処法は何?
- 【特集6】なぜ季節や気候の変化がつらいのか?その対処方法は?/益子雅笛(医療法人社団友徳発心会ひめのともみクリニック)
気象病について、なぜ起こるのか、どう対処したらよいのか、などを具体的に解説 - 【特集7】自分なりの対処法/投稿
季節や気候の変化でつらいとき、自分で実際にやってみたこと、そしてその結果などを寄せてもらました - 【特集8】季節と薬のQ&A/回答者:香取牧子(つばさクリニック/ACT-Aile薬剤師・精神保健福祉士)
季節の変わり目と薬についての次のような質問に答えていただきました
Q1:季節の変わり目でつらいときと普段では、薬ののみ方は違う?
Q2:季節の変わり目や気候の変化でつらいときに、漢方薬は効く?
Q3:花粉症の薬と一緒に精神の薬をのんでもよい?
Q4:季節の変わり目や気候の変化でつらいときに、頓服薬で改善する? - 【特集9】支援者から季節や天気で不調になる方へ/池田真砂子(一般社団法人ルンアルン 就労支援係)・関口広太(訪問看護ステーションふぁん 作業療法士)
季節や気候の変化で体調を崩す方々をどのように支援しているのか?そして、季節の変わり目にどう備えればよいのか?就労支援と訪問看護を行う方に書いていただきました - 【特集10】仕事をしながらの対処法/投稿
毎日仕事をしている人は、季節や気候の体調の変化にどのように対処しているのか?方法を教えてもらいました
以下、連載の一部を紹介します。詳細については 「こころの元気+」の特集と連載について(COMHBO地域精神保健福祉機構) を参照してください。
菊地俊暁先生(慶應義塾大学病院)と黒川常治さん(ピアスタッフ、グラフィックデザイナー)の「うつ病Q&A」最終回は、「リカバリーって?」です。
『発達障害 空気を読まずに、言いたい放題』 第35回 は、ケイ・スズキさん(いずみハッタツ友の会)の「発達障害は個性?障害?そのあたりはっきりしたほうがいいんじゃない?」です。
特定社会保険労務士の井坂武史さんの「あきらめない障害年金」第17話は、「障害年金の支給を求めて裁判を行う」です。