『ガレージとーく』第63回ミーティング(2019/8/17)終了報告

2019年8月17日に、うつ病のピアサポートグループ『ガレージとーく』第63回ミーティングを開催いたしました。

台風一過の青空が広がり、厳しい暑さが戻った中、初参加3名+リピーター3名の計6名の方に参加いただきました。

最初に、簡単な病歴や参加のきっかけに触れながら自己紹介をし、その後、フリートークということで、近況など自由に話をしました。その後、「今日話したいこと」を出し合ってもらい、事前にリクエストがあったものを含め、以下のテーマが挙がり、それぞれの思いや体験などを話しました。

  1. 家族との関わり方
  2. 職場でのストレスや人間関係

 

ミーティングの最初はいつも自己紹介から始まるのですが、初参加の方が3名いたこともあり、自己紹介タイムやフリートークの時間を多めに取ってお話いただきました。

ミーティングのテーマは、初参加の方の話を優先して決めていますので、今回もそのようにしましたが、自分の生きづらさやうつ症状などが、配偶者、親、子供との関係に起因しているということで、家族に関するテーマがメインになりました。今まで、仕事や薬や睡眠…などのテーマが多かったので、今回のテーマミーティングは、少し雰囲気が違いましたが、似たような境遇の方が多く、様々な体験が語られました。

途中の休憩タイムで、障害年金のことが話題になり、その流れで障害年金や障害者手帳、自立支援医療等の制度についての話になりました。テーマには無かったことですが、話がテーマから脱線していくことがあっても、皆さんが話したい内容ならOKなのかな、と思っています。

今回、親や子供との関係の話を聞いていて思ったことがありました。わたしには子供がおらず、自分は親の立場にはなれませんので、自分の母親についてのことです。

わたしがうつ病になった、15年前でも現在でもそうですが、わたしは周囲の人々に対して、いい人で居続けようとしてしまいます。例えば、会社においては、職場の周囲の人の顔色をうかがい続けるんです。たまたま一緒に仕事をする人と気が合うとうまくいくのですが、ちょっとでも気遣いしないといけない人だと感じると、うつが顔を出します。

わたしの場合は、「子供のころ母親を不幸だと思っていた」という過去を持っています。両親はわたしが15歳のときに離婚しましたが、わたしが幼少期から不仲でした。父親は家に帰ってこない。たまに帰宅しても母親を怒鳴りつける。そんな父親が怖くて怯えていましたし、母親にはいつも「かわいそう」だと感じていました。心理カウンセラーの心屋仁之助氏によれば、「人間関係に悩みやすい人には、母親との関係性に共通点がある」という雑誌のインタビュー記事で読んだことがあります。

相談者たちは例外なく、「子供のころ母親を不幸だと思っていた」という過去を持っていました。母親が幸せそうに見えない、人生を楽しんでいないように見える−という感覚を抱いていたのです。

これは、「実際に本人が幸せと感じていたかどうか」とは関係がありません。母親自身がどう感じていたにせよ、子供が母親を「かわいそう」だと思うことが、すべてのきっかけとなっているパターンが多かったのです。

母親を不幸だと見なした子どもは、自分を責めるようになります。自分が悪い子だから、母親を笑顔にしてあげられないから、自分の世話で大変な思いをさせているから…という罪悪感を抱くようなのです。

両親の仲が悪かったり、父親が母親に暴力をふるっていたりした場合も、「そこから助けてあげられない自分」に非がある、ととらえます。そして、これ以上母親に悲しい顔をさせてはいけないと考えるようになります。そこから子どもの「頑張り」が始まります。

母親の顔色をうかがって生きてきた子供は、行動や価値観の中心軸を自分に置かず、他者に置く習慣ができています。ですから、大人になっても、周囲の顔色をうかがい続けます。そばにいる相手がつまらなそうだったり、場の空気が険悪になったりすると、すぐに、「自分のせいかもしれない」などと気に病んでしまうのです。

こうしてあらゆる他者に気を使いながら生きるとき、その人は個々の相手の向こうに、知らずしらずに母親を見ています。

以前、薬に頼らないカウンセラー看護師の弥永 英晃(やなが ひであき)さんの本を読んだのですが、心の病気の原因は心の9割を占める無意識、無意識=潜在意識が原因だという話です。幼少期のトラウマが、潜在意識に植え付けられているんだそうです。薬はあくまで対処療法で、根本の治療はこのトラウマを治療することなんだそうです。

わたし自身は、結構腑に落ちる話かな…と思っています。わたしは、自分の幼少期の話をミーティングでしたことは余り無いのですが、幼少期のトラウマやうつ病について、じっくり皆さんの体験や意見も聞いてみたいなと思っています。

第63回『ガレージとーく』ミーティング


参加された方へのアンケートの回答から、ミーティングの感想を一部紹介します。

Q. 本日のミーティングの感想をお聞かせください。また運営について(日時・会場・進行等)、意見やお気づきの点がありましたら、ご記入ください

 

いろいろ立場が違っても、同じ病の方々とお話ができたこと、とても気持ちが軽くなりました

 

進行や司会もスムーズにしていただき、ありがたかったです

 

「グループの心得」を始めに確認していただいたのも、良かったと思います

 

毎回参加したいと思いました。すごく励みになりましたし、いろんな話、参考になる話が聞けて良かったです。ずっと続けてください

 

他の方の話を聞き、ためになることが多くあった

 

手帳を取得していることや障害年金の給付を受けていることで、受けられるサービスや制度について、より深く知りたいと思った

 

今日は、子供や家族の話ができたので良かったです

 

職場での出来事を話すことができてスッキリしました

 

また都合のつく時には参加したいと思います

 

日曜日が都合がいいです。平日の参加ができないので

 

Q. 今後のミーティングで話したいことや聞いてみたいこと

 

具合いが悪いときの対処方法

 

オープンで働いている人の仕事や人間関係などの話

 

気持ちの切り替え方法、眠れないときの対処方法

 

プライベート以外の時間(特に仕事)はいつも緊張状態であることが多いのですが、緊張を解きほぐす良い方法があれば教えて欲しいです

 

薬を飲むことに抵抗はありますか?医師や薬とうまく付き合えていますか?

 

学齢期の子育てをしている方がいたら、悩みなどを話してみたいです

 

Q. ミーティングテーマにする程ではないけれど、アンケートで皆さんに聞いてみたいことはありますか?

 

休みのときは何をして過ごしていますか?

 

やってみたいことはありますか?(仕事でも趣味でも)

 

好きなテレビ番組は?

 

カラオケ(昭和の歌)は好きですか?

 

集まって飲み会などはしませんか?

 

好きな音楽(曲)はなんですか?

 

思春期の頃に、見聞きした言葉や映像で忘れられないものはありますか?

 

ストレスの解消法

 

第63回『ガレージとーく』ミーティング

 

第63回『ガレージとーく』ミーティング

 

第63回『ガレージとーく』ミーティング

今回参加された皆さん、足を運んでいただきありがとうございます。また、今回都合が悪く参加できなかった方も、ぜひ次回のミーティングへの参加をお待ちしております!

次回、第64回ミーティングは、2019年9月15日(日)を予定しています。よろしくお願いいたします。

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