東御市社会福祉協議会・就労準備支援事業『くるmeここから』を見学しました(2024年2月15日)

2024年2月15日に、東御市社会福祉協議会(まいさぽ東御)の就労準備支援事業『くるmeここから』を見学させていただきました。

 【R4.3.3社協blog】就労準備支援事業「くるmeここから」のご紹介 東御市社会福祉協議会

「東御市」にはわたしは初めて行きましたが、「東御市」は読めるでしょうか?「とうみし」と読みます。市名は、合併した東部町の「東」と北御牧村の「御」の各1文字を取ったものだそうです。

人口3万人弱で上田市と小諸市の間に位置しています。気候は降水量が少なく、日照時間が長いのが特徴。そして、水はけが良い土壌の質が、ワイン用ぶどうの栽培に適している地域です。塩尻市と同じように東御市もワイン特区です。花高原ともよばれる湯の丸高原、江戸時代の面影を残す海野宿、力士雷電の生家などが知られています。

塩尻市からは長野自動車道、上信越自動車道で行きました。1時間ちょっとで行けましたが、平日はETC利用割引が無く、往復すると4,000円を超えてしまいました。東部湯の丸インターチェンジから出ましたが、サービスエリアも併設されていて、トイレに寄ったらどこに出口があるのか迷ってしまいました。

2024年2月15日(木)14:00〜15:30 東御市総合福祉センター1階 101研修室

今回のプログラムの目的は「自分のことを語れるようになる。そのための準備をすること。」です。

語りの主人公は「私」です。ご自身を軸にひとつのテーマを決めて、他のみなさんに「私」を伝えてみましょう。みなさん一人ひとりがもつ、十人十色の経験や思い、関心ごとをぜひ教えてください。

東御市社会福祉協議会|就労準備支援事業『くるmeここから』 東御市社会福祉協議会|就労準備支援事業『くるmeここから』
『まいさぽ東御』・『くるmeここから』・チラシ 2024年2月15日「テーマを決めて私を語ろう!!準備編」
東御市社会福祉協議会|就労準備支援事業『くるmeここから』 東御市社会福祉協議会|就労準備支援事業『くるmeここから』
東御市総合福祉センター 『まいさぽ東御協力事業所のごあんない』パンフレット
  • わたしと同じグループになった方と初対面とは思えないくらい話をしました。就労準備支援事業『くるmeここから』に参加し始めたころは、初対面の人とうまく話せなかったそうですが、今はスムーズに話ができるようになったそうです。
  • パンフレットや「就労準備支援お便り」など、内容はもちろんデザインも良く見やすく、情報発信が上手と思いました。
  • 定期的に「お話会」を開催し、ハローワークの職員や現在働いている当事者の話を聴く機会を設けているとのこと。就職に希望が持てたという感想があったとのことで、自分のことを話す当事者も元気になれるのではないかと思います。
  • 2024年2月23日(金・祝)13:30〜16:30に東御市文化会館で「どんどこ! 巨大紙相撲大会 雷電東御場所」が開催されるとのこと。『くるmeここから』の参加メンバーで巨大紙力士を作ったそうです。当日の大会も参加するとのことで、参加メンバー同士で盛り上がっていました。近くなら参加したいと思いました。

     「どんどこ!巨大紙相撲大会雷電東御場所」(2024年2月23日) – YouTube

 

就労準備支援事業の運営方法には、直営、委託、一部委託(直営+委託)がありますが、外部の事業者のノウハウを活用する自治体がほとんどです。また、人口規模が大きくなるにしたがって、一部ないし全てを委託している割合が高まる傾向がみられます。直営、委託にはそれぞれのメリット、デメリットがあります。

直営のみで実施しているのは岡谷市などと少ないですが、直営には自治体の職員にノウハウが蓄積すること等のメリットがあります。委託には外部の団体の就労支援のノウハウを活用できることのメリットがあります。一方、 予算(委託費)がかかる、職員にノウハウが蓄積しない可能性があるなど、それぞれデメリットもあります。

弊団体の活動拠点である塩尻市においても、東御市のようなオリジナルの就労準備支援事業を実施できるよう提案をしていきます。

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