雑感(春になったら)
2024年1月クール放送のドラマはかなり見ています。『春になったら』、『正直不動産2』、『となりのナースエイド』、『グレイトギフト』、『院内警察』、『お別れホスピタル(放送終了)』です。医療ドラマが多いですね。
どれもハマっているのでなんとか見ていますが、夜は眠くなってしまうので、オンタイムでは見ずに、TVerやNHKプラスで見ています。今回に限らず、ドラマは涙しながら見ています。自宅ですので思いっきり泣けます。泣き終えたあとは、なぜか心が穏やかになる気がしますし、心地よい脱力感に包まれます。
特に『春になったら』は、涙なしでは見ることが出来ません。余命宣告された人物を描いたドラマはたくさんありますし、そういうドラマは、「感動の物語」になりますが、『春になったら』は、安易な「余命モノ」ではないドラマだと思います。
ちょうど一年前に、2歳年下の義弟(妹の夫)を肺がんで亡くしました。肺がんが見つかったのは2年半前くらいでしたが、すでにステージ4でしたので、もう長くは無いと言われていました。日々体調が悪化し会話も少なくなっていき死期が近づいてくる中、本人や家族はどんな思いで毎日を過ごしていたのだろう…と思います。
【月曜 後10:00】『春になったら』(カンテレ・フジテレビ)
早くに母を亡くし、反発し合いながらも一つ屋根の下で支え合って生きてきた瞳(奈緒)と雅彦(木梨憲武)の父娘。それぞれ“結婚までにやりたいこと”と?死ぬまでにやりたいこと“をかなえていく、かけがえのない3ヵ月を描いたハートフル・ホームドラマ。
【放送日】2024年1月15日 スタート
【出演者】奈緒、木梨憲武(とんねるず)、濱田岳、小林聡美、光石研、筒井真理子、深澤辰哉(Snow Man) ほか
【登場人物】
瞳(奈緒)…幼い頃に母親を亡くし、雅彦と2人で支え合って暮らしてきたしっかり者。助産師として働く。
雅彦(木梨憲武)…頑固で破天荒な自由人だが、男手一つで育てあげた瞳、そして亡き妻を心から愛している。敏腕実演販売士として働いていたが、ある日、突然「余命3カ月」と宣告を受けてしまう。
わたしが生存率が低いがんになったとしたら、そのときは積極的に治療を受けるだろうか?と考えます。多分、雅彦さんのように積極的に治療は受けず、残された人生で、やりたいことをやりつくしたいと思います。
『春になったら』の主題歌は、福山雅治さんの『ひとみ』です。昨年の大晦日に『福山☆冬の大感謝祭 其の二十一』に行ってから、まだ2ヶ月ちょっと。まだまだあの時もらったパワーで毎日頑張っていますが、このタイミングで新曲がリリースされるのは何より嬉しく思います。『ひとみ』の歌詞を読むと、この曲のメッセージが伝わってきます。
目に見えるものは ほら 見えないもので出来てる
福山正治さんが言うような、“他者を思いやることで見えてくる自身の人生観”を大切にしたいと思いながら聴いています。
ドラマでは瞳の結婚式は3月25日に決まりました。おそらくドラマの最終回は3月25日なのでしょうね。どんなラストになるのか?やっぱり号泣してしまいそうです。このドラマで感じたこと、考えたことを、ドラマが終わった後も大切にして生きたいと思います。