知られざる病院薬剤師の世界を舞台にした医療ドラマ『アンサング・シンデレラ』
コロナの影響でロケができず、放送が延期になっていたドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』がようやく始まります。
出演は、石原さとみさん、石原さとみ、西野七瀬さん、成田凌さんほか。成田さんは、現在療養中の清原翔さんの代役ですね。
わたしたち、精神疾患をもつ者は、薬は必要不可欠なのですが、薬剤師はどんなイメージでしょうか?
薬剤師の仕事は、千種類以上の医薬品の管理と、医師の処方箋に基づいた調剤を患者に提供するもので、「薬を安全に患者さんに届ける」仕事です。薬局で薬を出してくれる人というイメージかと思いますが、医師の処方に対して疑問があれば、薬剤師は医師に処方箋の疑問点を確認する「疑義照会」ができるのです。
でも実際は、薬局で薬剤師さんに薬についていろいろ相談しても、無難なというか、明確な答えが返ってこないことがほとんどではないでしょうか。だいたいは「詳しくは医者に聞いてください」ということになっていませんか?
実際は意見はできないのだろうか?
医師の処方には口出しはできない、というのが現実なのか?
そんなことをだいぶ前から思っていましたが、そんな疑問に応えてくれるドラマではないでしょうか。
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋 – オフィシャルサイト
体調が悪くなれば病院に行き、医師の診断を受ける。そして処方箋をもらい薬を服用する。そんな場面で「もしかしたらその薬ではないかもしれない」を考えてくれる専門家、それが薬剤師なのではないかと思います。
薬剤師は、私たちが薬について聞くことができる大切な存在であって欲しいという思いを、このドラマの主人公の葵みどりは代弁くれるのではないか、と期待して見ようと思います。