終了報告『ガレージとーく』第92回ミーティング(2022/04/17)

2022年4月17日(日)に、第92回『ガレージとーく〜うつ病で、語る、つながるミーティング』を開催いたしました。塩尻市市民交流センターえんぱーくでの開催は5ヶ月ぶりでした。リピーター6名にご参加いただきました。

最初に、簡単な病歴や参加のきっかけなどに触れながら自己紹介をし、フリートークということで、近況など自由に話をしました。その後、「今日話したいこと」を出し合ってもらい、事前にリクエストがあったものを含め、以下のテーマが挙がり、それぞれの思いや体験などを話しました。

4月から高校で使われる保健体育の教科書に「精神疾患」の記述が復活したことについて
・親が亡くなったとき、そのあとのことについて
・障害年金の請求手続きについて
・障害年金を受給し始めてから働き方に変化はありましたか?
・どうすればODしなくてすみますか?

 

うつ病や不安症などの患者の増加を受け、高校の保健体育の授業で「精神疾患」が取り上げられます。10代での発症も多い中、2022年度からの学習指導要領の改定に伴い、教科書の記述が約40年ぶりに復活され、予防や対処法を詳しく学ぶことになりました。全国で使用される大修館書店の教科書「現代高等保健体育」では、8ページにわたって精神疾患を取り上げています。(弊団体でもこの教科書を購入しました)

一昨年までの5年間の、長野県における未成年者の自殺者の66.7%を高校生が占めており、全国に比べて約25ポイント高くなっています。この問題に対して、テーマミーティングでは、わたしたち当事者は何ができるか?を語り合いました。

その中で「授業で精神疾患を学ぶ際に学校を訪問し、生徒に自分の体験を話したい」という意見が多く出ました。まずは「学校メンタルヘルスリテラシー教育」に向けた活動の情報発信から、始めていきたいと思います。

 大修館書店『高等学校保健体育科』のご案内

第92回『ガレージとーく〜うつ病で、語る、つながるミーティング』

参加された方へのアンケートの回答から、ミーティングの感想を一部紹介します

 

本日のミーティングの感想をお聞かせください。また運営について(日時・会場・進行等)、意見やお気づきの点がありましたら、ご記入ください

 

メンタルヘルスリテラシーについて、知ることができて良かった

 

久しぶりに参加しました。自分が不安に感じていることをテーマに選んでいただいて嬉しかったです

 

共感することが多く、そう考えているのは自分だけではないのだな、と思うことが多かったです

 

信濃毎日新聞の記者さんの前だと、迂闊なことは話せないと思った

 

自分がとても体調がの悪い時(急に襲ってくる不安など)がたまにあるので、真冬や真夏などは、時間を2時間半くらいとか30分くらい短くなると助かります。出来なければ良いです

 

今後のミーティングで話したいことや聞いてみたいこと

 

家族のことや父親が亡くなった後の生活のこと(心配なことは精神的な自立や金銭管理など)自分一人で生活できるのかなどの不安が強い。一人になったとき、どういうふうに気晴らししているか?皆さんに聞いてみたいです

 

精神疾患のほかに持病はありますか?

 

断薬について

 

終活はやっていますか?

 

親と一緒に住むようになったらどうするか?

 

第100回『ガレージとーく』記念イベントでやって欲しいこと

 

懇親会

 

少人数のお茶会

 

有識者(例えば薬の専門家、病気の専門家など)の話を聞いてみたい

 

長谷川さんを囲む会

 

第92回『ガレージとーく〜うつ病で、語る、つながるミーティング』

第92回『ガレージとーく〜うつ病で、語る、つながるミーティング』

第92回『ガレージとーく〜うつ病で、語る、つながるミーティング』

今回参加された皆さん、ありがとうございます。また、今回都合が悪く参加できなかった方も、ぜひ次回のミーティングへの参加をお待ちしております。

次回、第93回ミーティングは、2022年5月15日(日)です。オンライン(Skype)のみの開催になります。

よろしくお願いいたします。

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