『ガレージとーく』第57回ミーティング(2019/2/17)終了報告
2019年2月17日に、うつ病のピアサポートグループ『ガレージとーく』第57回ミーティングを開催いたしました。
すっきりと晴れて、日差しの温もりに春の訪れを感じる中、初参加1名+リピーター3名の計4名の方に参加いただきました。 最初に、簡単な病歴や参加のきっかけに触れながら自己紹介をし、その後、フリートークということで、近況など自由に話をしました。
その後、「今日話したいこと」を出し合ってもらい、事前にリクエストがあったものを含め、以下のテーマが挙がり、それぞれの体験などを話しました。
- 現在の主治医を変えたいとき、どのように手続きをして変えましたか?
- 働くこと自体がストレスになっていたり、辛く感じる時がありませんか?
- 他人に言われて、または家族に言われて辛かった言葉は?
現在通院中で薬を飲んでいるが、良くなっている気がしないこともあり、他の病院を受診することも考えたいということで、「現在の主治医を変えたい場合どうしたか」をテーマに話しました。
セカンドオピニオンを受けたいと、主治医に話してから受けた人はいませんでしたが、転院した人の中には、紹介状を書いてもらってから転院した人や書いてもらわずに転院を強行された人もいました。
そもそも、現在の主治医を変えたいと思うのは、自分の診断名が違っているのではないか治療が今のままでいいのだろうかという気持ちからではないでしょうか。その気持ちをなかなか主治医に聞くことができず、それでも思い切って聞いてみたら、納得する説明もなく、こちらが少し喧嘩腰になれば、「躁転した」とか「入院だ」と言われたという体験も語られました。わたしも経験あります。治療については何よりも自分が主役です。自分が納得できる医療を受けることが一番の治療だと思います。
次に、働くことのストレスや辛さについて話ました。自分の病気や体調について、オープンにして働きたいが、実際には、最低賃金の時給や短時間就労では食べていけないので、クローズでなんとか働いているという意見がありました。また、障害者=単純作業というイメージが強く、オープン就労では、やりがいや目標をもって働けるかという意見もありました。誰しも働くことについては、お金とやりがいはキーワードだと思います。
ミーティングでは話さなかったことですが、働くことについて、一方では、給料ややりがいを追い求めるのではなく、環境を追求したほうが良いという考えもあるようです。人によって働きやすい環境は、感じ方が異なるので、自分にとってベストな環境とは何かを考えたほうが良いということですが、仕事のことが気にならないくらいに働ける(ストレスなく働ける)のが、本当は一番良いのかもしれませんね。
参加された方へのアンケートの回答から、ミーティングの感想を一部紹介します。
今回参加された皆さん、足を運んでいただきありがとうございます。また、今回都合が悪く参加できなかった方も、ぜひ次回のミーティングへの参加をお待ちしております
次回、第58回ミーティングは、2019年3月17日(日)を予定しています。よろしくお願いします