「大糸タイムス」6面に掲載されました(2023/2/15)

2023年2月15日(水)付「大糸タイムス」6面に『池田町役場職員労働組合学習会』の記事が掲載されました。​​​​​​​

  大糸タイムス ~北アルプス山麓をエリアとするローカル新聞社~

令和5年(2023年)2月10日に池田町役場2階大会議室に於いて、『令和4年度 池田町役場職員労働組合学習会』が行われ、この研修の講師を務めさせていただきました。残念ながら予報通り朝から大雪になり、学習会はZoomでの開催となりましたが、大雪にも関わらず職員17名の方に聴講いただきました。

「仕事でうつ病にならないためために~うつ病の当事者が伝えたいこと〜」と題して、パワーポイントのスライドだけでなく、過去に放送されたテレビの映像も流しながら、60分間お話をさせていただきました。特に以下についてお伝えいたしました。

  • うつ病等の精神疾患についての正しい理解
  • 自分の心の不調に気づき適切に対処する方法
  • 悩みを抱えている人への声のかけ方

総務省が行った「令和2年度 メンタルヘルス対策に係るアンケート調査」にて、回答した都道府県・市町村の87.4%でメンタルヘルス不調による休務者がおり、休務者数は職員10万人あたり2,258人にのぼることが分かりました。約8割の自治体で休務者が増加傾向です。また、一般財団法人地方公務員安全推進協会の「地方公務員健康状況等の現況 (令和3年)」を見ると、令和2年度の「精神及び行動の障害」による長期病休者数が、15年前と比較して約2.1倍まで増加しています。

前述した総務省のアンケート調査では、休務に至った主な理由に「職場の対人関係」「業務内容(困難事案)」「異動・昇任」「プライベートでの人間関係」などが挙げられています。近年、地方公務員の業務が複雑化・高度化していることに加え、価値観の多様化から多種多様な要望が寄せられるようになり、職員への負担が増加していることが原因の一端にありそうです。

心の健康を維持するためのセルフケアには、自分の心の変化に気づくことが大切です。学習会でお伝えしたことを意識して生活し、メンタルヘルス不調を予防していただきたいと思います。

弊団体では、うつ病・自殺対策・学校メンタルヘルスリテラシー教育などについての講師派遣を行っています。お気軽にお問い合わせください。

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大糸タイムス2023年2月15日付 6面

大糸タイムス 2023年2月15日付 6面

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