『ガレージとーく』第100回記念イベント|高森信子先生講演会終了報告 その16【皆様へのメッセージ】
2022年11月27日(日)に、塩尻市市民交流センターえんぱーくにて、『ガレージとーく』第100回記念イベント|高森信子先生講演会を開催いたしました。
『ガレージとーく』第100回記念イベントの報告もこの “その15” で最後になります。最後に代表の長谷川が皆様へのメッセージを申し上げます。
『ガレージとーく』は、2013年9月22日に第1回ミーティングを開催し、2022年11月27日に第100回を迎えることができました。延べ664人(実人数186人)の方にご参加いただきました。
186人全員の方の名前や顔は正直覚えてはいませんが、今でも連絡を取り合う人はいます。元気になって『ガレージとーく』を卒業した方も多いですが、音信不通になった方もいます。参加をお断りした人も何人かおり、その度にキレられたり無言電話を受けたりして、その時が一番つらかったです。逆にわたしの対応が悪く、相手を怒らせてしまったこともありました。
大勢の人と出会うことは衝突やストレスにもなりますが、自分が誰かを元気づけられるとしたら、誰かから喜んでもらえるとしたら、嬉しく思います。
186人の方以外にも、うつ病や難病の当事者、行政・医療・福祉・メディア携わる方など、多くの人と出会うことができました。ずっとICTの仕事に携わってきて福祉とは無縁だったわたしが、うつ病になったことでこんなにも大勢の方と出会うことができた思います。
元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんは2019年に悪性リンパ腫を罹患し、治療を経て現在は完全寛解されています。
今年11月に松本市に講演会にいらした際に、お話をすることができました。笠井さんは、「がんになったからこそ出会えた人がたくさんいて、出来たことがたくさんある。がんで失った引き算を足し算に変えてきた」と語っていました。
うつ病・がん・精神障害・認知症・介護は全てわたし自身や家族を通して、体験したことです。これらの社会問題の解決のために、わたしのスキルや人生経験を活かしていきます。
これまでのご縁を大切に、これからもたくさんの方々とお会いできることにワクワクしていますし、出会いの瞬間や「今」を大切に過ごしていきたいと思います。
これからもご支援よろしくお願いいたします。
2022年12月吉日
長谷川 洋