『精神科医が教える 会社がつらくなくなる本』を読みました

2023年5月31日に発売された、精神科医Tomyさん監修の『精神科医が教える 会社がつらくなくなる本』を読みました。総合病院の売店にこの本がたまたま置いてあるのを見て買いました。ちょうど会社がつらいなぁ…と思っていたので買ってしまいました。

わたしがうつ病を発症したのは、転職がきっかけだったのですが、「月曜の朝が憂鬱、会社に行きたくない。日曜の夜になると気分が重くなる」でした。何とか気分を変えようと、いろいろなころを試しましたが、気分は軽くなりませんでした悲しいこの本での解決法は、「休日にゴロゴロし過ぎずに日曜の午後は少し体を動かそう」というアドバイスですが、どうしても気分が重い→動きたくない→ふて寝するという行動になってしまいます。人間は動くことでやる気が出ると他のページでも書いてありますが、気分が重いときこそ、体を動かすのが良いようです。また、「週の半ばに楽しみを設定すると週明けの気分がラクになる」というアドバイスがありますが、楽しみにしているテレビドラマなど、そういう小さな楽しみをたくさん持つのは良いと思いました。

「何度指摘しても変わらない後輩に、毎日イライラして嫌になる」はこれも直面したことだったのですが、「他人を変えることはできません。そういう人だと諦めて付き合うしかない」という解決策です。他人を変えようとエネルギーを使ってもムダというのは分かるのですが、後輩が仕事ができない分を自分がいつもフォローするとしたら割り切れませんよね。相手に期待をしなければイライラしないのは確かですが、これがずっと続くのかと思うととても割り切れないと思いました悲しい

他にも自分に当てはまるケースがたくさん載っています。分かってはいるけどそれが出来ないからつらいんです…って思うものもありますが、漫画もあり一つのケースが解決策含めて4ページで完結しているのでとても読みやすいです。大きな字で書いてあるのをしっかり読みながら、そう考えてみようびっくりマーク行動してみようびっくりマークと思える内容です。精神科医Tomyさんの本は他にも読んだことがありますが、面白くて読みやすいですので、オススメですグッ

「会社がつらい」という人へ
睡眠時間をのぞけば、1日の半分を過ごしている会社。できるだけ快適にすごしたいですが、日曜の夜は会社に行きたくないと憂鬱になったり、やる気がでない、仕事に集中できないなど、多かれ少なかれ、誰もが悩みや心配ごとを抱えています。
本書は、誰もが直面する、そんな会社の悩みや不安について、精神科医のTomy先生にアドバイスしていただきました。毎日悩んでストレスだらけで生きるなんてもったいない! 本書を読んで考え方を少し変えてみるだけで、毎日はきっと案外ラクになります!

<CONTENTS>
「月曜の朝が憂鬱」「会社に行きたくない」「やる気がでない」「仕事に集中できない」というあなたへ

●Case01 「月曜の朝が憂鬱、会社に行きたくない。日曜の夜になると気分が重くなる」
●Case02 「仕事に集中できない。期限が近付いているのに、余計なことをやってしまい進まない」

◎教えてTomy先生!
どうしてもやる気がでないときってどうしたらいいの?

「悪いほうにばかり考えてしまう」「失敗がこわい」「緊張して眠れない」「仕事ができないと思われたくない」というあなたへ

●Case03 「仕事で失敗したあとの罪悪感が大きく、いつまでもくよくよと後悔してしまう」
●Case04 「先輩から指摘を受けると、自分は仕事ができないと責められているような気分になる」
●Case05 「しっかり準備したのにプレゼンの前日は緊張して眠れない」
●Case06 「仕事ができないと思われたくない気持ちから、仕事の進行や悩みを打ち明けられず、結局まわりに迷惑をかけてしまう」

◎教えてTomy先生!
同じ状況でも不安に感じる人と感じない人がいるのはどういうこと?

「他人と比べてしまう」「自分ばかり損している気がする」「他人に対してイライラする」というあなたへ

●Case07 「同僚の成績が良かったり、企画が通ったりすると、自分はダメだと落ち込んだり、嫉妬したりしてしまう」
●Case08 「頑張れば頑張るほど忙しくなり、疲れてしまった。自分ばかり損している気がする」
●Case09 「何度指摘しても変わらない後輩に、毎日イライラして嫌になる」

◎教えてTomy先生!
よく聞く「自己肯定感」ということば、高い人と低い人って何が違うの?

「距離感の異なる人が苦手」「まわりにどう思われているか気になる」「否定されるのがこわい」というあなたへ

●Case10 「自分のプライベートを話してきたり、こちらのプライベートを聞いてくる上司が苦手で、毎日気が重い」
●Case11 「同僚のなにげない対応が気になる。嫌われているのではないか、何かしてしまったのではないかと不安」
●Case12 「先輩に自分の意見を言おうと思っても、言い出せず、ストレスがたまる。否定されそうでこわい」

  精神科医が教える 会社がつらくなくなる本|書籍詳細|扶桑社

 

精神科医Tomy
1978年生まれ。名古屋大学医学部卒。医師免許取得後、名古屋大学精神科医局に入局。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。現在は心療内科・精神科クリニックの院長を務める。2019年から本格的に開始したTwitterが話題を呼び、現在フォロワーは38万人を超える。テレビ、ラジオ、YouTubeなどメディア出演も多数。著書に『精神科医Tomyが教える1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ともにダイヤモンド社)、『精神科医Tomyの気にしない力 たいていの心配は的外れよ』(大和書房)ほか多数。

 

『精神科医が教える 会社がつらくなくなる本』 『精神科医が教える 会社がつらくなくなる本』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA