抗
うつ薬は、三環系の「アミノサン」とSNRIの「トレドミン」の2種類を服用しています。その他には、抗不安薬
の「セパゾン」を服用。睡眠薬は「ベルソムラ」を服用しています。
睡眠薬は途中で変わっていますが、抗うつ薬と抗不安薬は長年同じ薬を服用してきましたが、今年4月に転職してからメンタルの不調が続いており、11/21(土)の通院で、抗うつ薬を変更して効きを試してみることになりました。
リフレックス錠
リ
フレックス錠は日本では2009年9月から発売が開始されました。このリフレックス錠は第4世代の抗うつ薬であるNaSSAに分類されており15mgの1規格のみの発売になっています。この明治製菓が発売しているリフレックス錠、同じ成分で名称が異なる薬としてレメロン錠があります。
特徴として効果が発現するまでの速さと睡眠障害に効果があるという事です。しかし睡眠障害に効果があるという事は副作用としては眠気が出やすいというデメリットも合わせもっている抗うつ薬になります。
リ
フレックスの特徴は、他の抗うつ剤と異なったはたらきで気分を改善させてくれる事です。そのため、SSRIなどが効きにくいタイプの患者さんにもリフレックスが効く可能性があり、うつ病治療の新たな選択肢となっています。クセはある抗うつ剤ではありますが、使い方を間違えなければ非常に大きな助けになる可能性を秘めています。
NaSSAとは?
ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬の略称になり、その名の通りノルアドレナリンとセロトニンの神経伝達を増強する働きを持っています。つまりノルアドレナリンで低下した意欲を高め、セロトニンで不安・不眠等の改善をはかることが出来ます。
早い方だと翌日ぐらいから効果発現するほど早く、SSRIより速く発現する事が多いようです。抗うつ効果は3日程度で現れる方が多いようです。
副作用の現れ方も特徴的です。三環系、四環系、SSRI、SNRIに見られるような抗コリン作用や性機能障害、胃腸障害がほとんどありません。代わりに眠気と体重増加が出やすいという特徴があります。ただし眠気は、上手に使えば不眠で困っている患者さんに質のいい眠りを提供できるというメリットにもなります。
今、
睡眠薬は「ベルソムラ」を服用していますが、服用してから以前より長い時間眠れるようにはなったのですが、起床後の眠さが残り、朝出勤前の眠さのせいで出勤する意欲の低下を感じることがあり困っていました。「リフレックス」は、眠気の副作用があるので、うまく効けば眠れるようになるし、憂鬱な気分も改善させてくれるという一石二鳥で改善が得られるかもしれません。ただ、眠気は日中まで持ち越すこともあるようで、「日中に眠気が出ると困る人」への投与は慎重にすべきだと言われていますので、仕事中に影響しないと良いのですが
あ
と、リフレックスでは体重が増えて太ったと訴える患者さんが多いんだそうです。わたし自身、4月に転職してから運動不足で太ってしまったので、ここで更に太るわけにはいきません体重の変化には注意したいと思います。
ま
だ2日しか服用していませんが、確かに朝は強い眠気があります。ただ、不思議なことに3日経つとかなり楽になる、という方が多いんだそうです。今は、睡眠薬「ベルソムラ」は一緒には服用していませんが、「ベルソムラ」無しで、「リフレックス」の服用だけで眠れるようになり、朝や日中の眠気がなくなると良いなと期待しています