『こころの元気+』2015年8月号(第102号)
メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2015年8月号を紹介します。
この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。
毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっています
もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。購読の申し込みは、下記のホームページからできます↓(書店では販売していません)
コンボがときどき行っている読者アンケートでは、ストレスを感じる理由や気持ちがマイナスになる理由の1位は常に人間関係によるものです。人間関係がスト
レスに感じる最大の理由の一つは、お互いに巻きこまれてしまい、その関係が悪循環のようになってしまうことです。今月号は、「巻きこまれてしまう関係」
は、自分自身が悪いのではなく自然のことであること、そうした体験があるからこそ、よりよい関係を考える事ができることを伝える特集です。
【特集の内容】
●まんが 境界線ってどうやって作るの?(ぼうえんぎょ)
●巻きこまれってどんなこと(舳松克代)
●巻きこまれアンケート
●巻きこまれて、関係が悪化しました
●まんが 私が巻きこんじゃいました…(鳥さなぎ)
●巻きこまれた経験が役に立ちました
●巻きこまれ状態からの脱出の工夫
●家族やまわりの方へ 巻きこまれ状態からの脱出法(高森信子)
●「問題」を問題として、その人と区別して観る(下平美智代)
以下、連載の一部を紹介します。
大野先生(一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長)の「いろいろ応用できる認知療法をじょうずに使ってみませんか」File.73は、「できることから少しずつとは?」です。
質問コーナーの「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」Vol.102は、「マイペースがわからない」です。