『こころの元気+』2014年1月号

メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2014年1月号を紹介します。

この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。

毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっていますイイ!!

もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。購読の申し込みは、下記のホームページからできます↓(書店では販売していません)

リンク うつ病や統合失調症の方への情報誌|コンボ

精神科医療の未来が知りたい

特集は「精神科医療の未来が知りたい」です。精神科医療はこれからどのような発展をし、医療の利用者たちにどのような影響をもたらすのでしょうか。精神科医療を利用している人や家族にとってみると、自分たちの将来を左右することであり、非常に関心の高いことでしょう。この特集は第一線で活躍をする有名な先生や関係者の皆様たちから、これからの精神科医療の未来像をわかりやすく語っていただきます。

目次より

こんな時代になったらい~な!/中村 ユキ
●精神科医療のこれからのトレンドは?/里中 高志
●利用者たちが望む精神科医療の未来像
●iPS細胞研究は統合失調症の治療に何をもたらすのか?/吉川 武男
●薬の処方のあり方はどのように変わるのか?/吉尾 隆
●脳研究からわかってきたこと、変わること/加藤 忠史
●早期の関わりは精神疾患の予後をどう変えるのか?/糸川 昌成
●運動が精神疾患を改善する時代/永松 俊哉
●光トポグラフィー検査は精神科医療をどう変えるのか?/福田 正人
●新しい認知行動療法の広がり/大野 裕
●コンピューターを使った認知機能リハビリテーション/池淵 恵美
●精神医学と身体医学を別々に考えることの限界/長嶺 敬彦
●SDMは医療をどう変えるのか?/坂田 増弘
●IMRの広がりは何をもたらすのか?/加藤 大慈

以下、連載の一部を紹介します。

認知行動療法センターの大野先生の「いろいろ応用できる認知療法をじょうずに使ってみませんか」File.54は、「行動活性化は2段階で」についてです。

質問コーナーの「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」Vol.83は、「病名を人に話すことについて」についてです。

社会保険労務士の井坂武史先生の「わかりやすい障害者年金入門」第31回は、「障害年金Q&A(その3)」についてです。

『こころの元気+』2014年1月号