『こころの元気+』2015年6月号(第100号)

メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2015年6月号を紹介します。

この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。

毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっていますイイ!!

もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。購読の申し込みは、下記のホームページからできます↓(書店では販売していません)

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あなたの夢はなんですか

「こころの元気+」が創刊100号を迎えました。特集タイトルは、「あなたの夢はなんですか」――これは、創刊号のときと同じ特集タイトルです。「リカバリー」にとって大切な夢や希望について皆さんも一緒に考えてみませんか?

【特集の内容】

●私たち100号モデルになっちゃいました!
●まんが「寝ても覚めてもみる夢は」作:木村きこり
私の夢・・・―― 読者の皆さんから寄せられた「私の夢」。あったかい幸せな家庭、本を読むこと、海外旅行、仕事がしたい、などなど皆さんの夢を語っていただきました。
まんが「わたしの夢って・・・。」――作:小田島六軒
私の夢~挫折してしまいました――精神保健福祉士になること、赤ちゃんを迎えること、結婚、英語をいかした仕事、などなど、やりたいと思っていた夢が残念ながらかなわなかった体験談です。
症状が重くて夢どころではありません――体調がよくなくて、夢を持つ気持ちになれない体験談です。
私の夢~こうして実現しました――どうやって夢を実現したのか、5人の体験談です。
夢も希望もなくてもリカバリーがあるじゃないかと言い張れるか――宇田川健
病気があっても元気です――ときどき体調は悪くなっても、以前にくらべて元気になったという4人の体験談です。

以下、連載の一部を紹介します。

大野先生(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長)の「いろいろ応用できる認知療法をじょうずに使ってみませんか」File.71は、「実験として行動してみる」です。

質問コーナーの「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」Vol.100は、「ワーカーに困っています」です。

渡邉博幸先生(千葉大学社会精神保健教育研究センター・千葉大学医学部付属病院)の「さじかげんよいかげん~ちょうどよい薬の量のはなし~」第14回は、「薬についてのQ&A(その2)」です。

『こころの元気+』2015年6月号(第100号)