事故から20日、自宅療養の延長と今の心境について

2026年3月31日に相手の過失割合が100の事故に遭いました。精神科を受診し自宅療養になったこと、加害者に対して思うことを記事に書きました。

日常を壊す一瞬の出来事が残したもの。新車の傷と心の傷。

精神科を受診し1週間後に再受診の予約があり、4月15日に受診しました。そこで、自宅療養が1ヶ月間延期になり、5月17日まで自宅療養の診断書をもらいました。Dr.から「出勤できそうか?」「どうしたいか?」を聞かれましたが、頭の中はモヤモヤしていて、自分でどうしたいかも分かりませんでした。Dr.に1ヶ月間延長と言われて、正直ホっとしましたが、職場にそのことを伝えないといけないと思うと気が重くなりました。

翌日に上司と面談を行い、診断書を提出いたしました。「療養休暇は30日間あるのでその範囲内での休暇は問題ない」とのことでした。ただし、5月17日までの療養期間がさらに延長となる場合には、一度5月末で退職という形を検討したほうがよいのではないか、との話もありました。

事故の際は被害者と加害者それぞれに、事故に対する過失がどれだけあるかを示す「過失割合」があり、双方の示談交渉を経て決まります。今回のように「駐車場に停車していたときに追突された」といったもらい事故の過失割合は、自分が0、相手が100になることがあります。このような場合は法律上、被害者(自分)の保険会社が示談交渉を進められません。この場合、被害事故として弁護士特約の補償対象となります。弁護士特約は、相手方へ損害賠償を請求するために必要となる、弁護士費用や訴訟費用などに対して保険金をお支払いする特約です。もらい事故の被害者になったり、事故の示談交渉で訴訟に発展したりした際にかかる費用を補償します。任意保険に弁護士特約を付けていたので、今回使うことにしました。

先週、弁護士と面談し、契約をしました。具体的な賠償請求内容はここでは書きませんが、例えばたった3000キロの走行距離の新車でも評価損の請求は難しいようです。わたしの乗っていたような軽自動車では前例がないようです。また事故により抑うつ状態になったことへの慰謝料の請求は、ケガなどと違って精神疾患の場合は難しいそうです。

わたしはネガティブ思考でクヨクヨタイプなので、日頃から周囲から影響を受けないようにかなり気をつけています。ですが、今回のようなもらい事故では気をつけようもありません。であれば仕方ないと思えれば良いのですが、逆に「もうどうすることもできない」という気持ちが強くなっています。

やり切れない気持ちを一人で抱えず、みんなに聞いてもらいたいと大勢の方にお話しました。ご心配や励ましの言葉をありがとうございます。本当に嬉しく思います。今回の事故について多くの知人・友人に話す中で、居眠り運転の車に衝突され重度の障害を負われた、何度も後ろから衝突されひどいむち打ちになった、などより深刻な被害に遭われた方のお話も伺いました。そのようなお話を聞くと、自分は大きな怪我もなく済んだことは不幸中の幸いであったと感じております。

その一方で、「早く忘れたほうがよい」というご意見もありますが、わたしはもともと弁護士志望だったこともあり、法的に認められる範囲で、必要な請求はしっかり行っていきたいと考えています。今回初めて弁護士のお世話になりますが、勉強になることもあります。

弁護士と話すことで、「どこまでが相手の責任か」「自分が主張できる範囲はどこか」「現実的に取れる選択肢」がはっきりします。ただ法律はあくまで「ルール」なので、感情的な理不尽さすべてを救ってくれるわけではないんですよね。「こんなにつらいのに、ここまでしか認められないのか…」と感じる可能性もゼロではないです。

今はまだモヤモヤとした霧の中にいるような感覚ですが、診断書による「1ヶ月の延長」という時間を、自分を立て直すための貴重な猶予だと捉えたいと思います。焦らず、まずは自分の心の声に耳を傾けながら、一日一日を過ごしていこうと思います。

駐車中に追突された事故で、過失割合が被害者0%・加害者100%となるケースを示したイラスト。保険会社が示談交渉できないため弁護士特約を利用し、弁護士と相談する様子が描かれている。請求の難しさや法律の限界に悩みつつも、他者のつらい経験や周囲の支えを通して気持ちを整理し、療養期間を前向きに過ごそうとする男性の心の変化が表現されている。