メンタルヘルスマガジン『こころの元気+』2019年9月号(151号)

メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2019年9月号を紹介します。

この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。

毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっていますイイ!!

もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。「こころの元気+」は、コンボの賛助会員の方に毎月15日頃をめどに(郵便事情により前後します)お届けする会員誌のメンタルヘルスマガジンです。購読の申し込みは、下記のホームページからできます。(会員誌のため書店では販売していません)

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9月号特集:薬とのつきあい方が変わってきた

 

自分自身の疾病管理、医療の場における共同意志決定、診療報酬改訂による多剤使用の制限が相次ぐなど、薬とのつきあい方は今、大きく変わりつつあります。

この特集では、薬の使われ方の流れがどのように変わってきたのか?ベンゾジアゼピン系薬の制限などはどうなっているのか?薬の量は本当に変化しているのか?薬に過剰に頼らないための工夫とは?などなど、を伝えます。

  • 【特集1】新規向精神薬登場から20年で変化したもの/渡邉博幸(学而会 木村病院)
    この20年で薬はどのように変化してきたのか?最適化と適正化とは何か?

  • 【特集2】まんが 毎日ポンコツ④「薬の雨」/うめきち
    自分に合う薬が欲しいだけなのに…
  • 【特集3】どうなる?どうする?ベンゾジアゼピン系薬/築地茉莉子(千葉大学医学部附属病院 薬剤部)
    ベンゾジアゼピン系薬の適正化の理由、今のんでいて不安な方へ、減薬について
  • 【特集4】私のベンゾ体験談/投稿
    どんなベンゾジアゼピン系薬をのんできたか、医師から言われたこと、依存や減薬などの体験談です。
  • 【特集5】まんが  薬に頼り過ぎず生活見直し!/ムトウカエル
    そういえば、薬の量が…
  • 【特集6】薬とのつきあい方アンケート/投稿
    精神科の薬をのみ始めてどれくらい経つか?今処方されている薬の種類は?薬の制限を知っていたか?制限によって薬の量は変化したか?減薬で副作用は変化したか?減薬で症状は変化したか?薬の処方はどうやって決めているか?などのアンケート結果です。
  • 【特集7】精神科の薬は減ってきたのか?/吉尾隆(東邦大学薬学部臨床薬学研究室)
    診療報酬改定による制限とは?精神科の薬は本当に減っているのか?を解説
  • 【特集8】私のお薬変遷記/投稿
    どんなふうに自分の薬が変わっていったのか、その変化によってどうなったかなどの体験を寄せてもらいました。
  • 【特集9】薬とは何か?必要性をともに考える時代/笠井清登(東京大学医学部附属病院精神神経科教授)
    精神科を受診する、その過程で改めて考えるべきことは次の4つ。
    ①受診の必要性 ②薬の必要性 ③回復の方向性 ④回復に重要なもの

    特集9内で取り上げられた
    ☆質問促進パンフレットは →コチラ
    ☆診察サプリは →コチラ

     

  • 【特集10】薬だけに頼らない私の体験/投稿
    薬だけに頼らないでいい感じの自分を保つコツとは?
  • 【特集11】アウトリーチを始めて薬物療法への考え方は変わったか?/谷口研一朗(SAGA ACT・さが恵比須メンタルくりにっく精神科医師)
    アウトリーチ、すなわち自宅への訪問支援を始めたことで、病棟にいたときとどう変わったか、医師として気づいたことを語ってくださいました。

以下、連載の一部を紹介します。

菊地俊暁先生(慶應義塾大学病院)と黒川常治さん(巣立ち会ピアスタッフ)のうつ病Q&A」第13回は、「医師を変える?」です。

発達障害 空気を読まずに、言いたい放題 第30回 は、長崎和則(川崎医療福祉大学教員・広島当事者会世話人)さんの『「対話」を通して、ともに学ぶ場・機会をつくる』です。

井坂武史先生(特定社会保険労務士)の「あきらめない障害年金」第12話は、「障害年金は受けられないが特別障害給付金は受けられるケース」です。

※連載については→コチラ

『こころの元気+』2019年9月号

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