『こころの元気+』2019年2月号(144号)を紹介します
メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2019年2月号を紹介します。
この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。
毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっています
もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。購読の申し込みは、下記のホームページからできます↓(会員誌のため書店では販売していません)
生きるのがつらくてしかたがない、苦しい――精神疾患の当事者の方は、そういう思いをかかえている人が多いと思われます。そのような人たちも、いつまでもずっと苦しいと感じている人と、そうした苦しさがやわらぐ人がいます。
この特集は、生きるのがつらくてしかたがないことをみんなで受け止めることと、状況が変わるのはどんなことがきっかけとなるのか――ということを考える特集です。
特集1 どうしてこんなに生きるのがつらいのか?/投稿
特集2 まんが:ぶたの哲学 /4匹目の子ぶた
特集3 私の生きづらさ/咲セリ・佐藤由美子
特集4 「今」をしっかりと一緒に味わう〜院内学級の子ども達が教えてくれた大切なこと〜/副島賢和(昭和大学大学院准教授、昭和大学病院院内学級担当)
特集5 まんが:苦しい気持ち 生きづらい…でも/hope
特集6 私はこう寄り添いたい/いっぽ一歩、夏苅郁子、nies、佐川兼治
特集7 苦労の仕分けアンケート
特集8 少し楽になってきました/投稿
以下、連載の一部を紹介します。
『でも先生、ガイドラインにはこう書いてあるんですが…わかりやすい「統合失調症薬物治療ガイドライン」』 vol.4は、大井一高(金沢医科大学精神神経科学)先生の「統合失調症が再発・再燃したとき、抗精神病薬やほかの薬を組み合わせてのむことは有効か?」です。
井坂武史先生(特定社会保険労務士)の「あきらめない障害年金」第5話は、「往診による診断書の作成を依頼」です。