『こころの元気+』2014年9月号

メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」2014年9月号を紹介します。

この本はメンタルヘルスマガジンという名の通り、うつ病や躁うつ病、統合失調症などの精神疾患をかかえる本人向けの雑誌です。なかなか精神疾患を取り上げて毎月発行される本は無かったですし、何より同じ病気をかかえて闘病生活を送っている人たちの声が聞ける唯一の本です。

毎号の特集はもちろん、たくさんの連載があり、いつも楽しみに読ませてもらっています。そしていろいろ参考になっていますイイ!!

もし、まだ「読んだことが無い!」という方は、ぜひ読んでみてください。購読の申し込みは、下記のホームページからできます↓(書店では販売していません)

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仲間の会のことを知りたい

特集は「仲間の会のことを知りたい
です。全国には、精神疾患をかかえた人のための仲間の会がたくさんあります。昔に比べて、さまざまなタイプの会も増えています。どんな活動をしているのか、会の
よさはどんなことかを知る特集です。全国の約100のグループの一覧表も掲載。会を始めるための「いいっぱなし」「ききっぱなし」マニュアルも紹介します。

目次より

ピアグループ なごみ荘102号室/古謝 哲也
●グループは3人からでも始められる
●とある当事者交流会に行ってみた。/鈴木 里奈
●仲間の持つチカラ、仲間の会のよさ
●「仲間のチカラ」に見る最近の仲間の会の特徴/澤田 優美子
●ピアサポートグループの活動調査報告/園 環樹
●仲間の会、不安です/苦労しました
●リカバリー志向のピアサポートグループについて
 言いっぱなし聞きっぱなしマニュアルができるまで~/
宇田川 健
●全国ピアサポートグループ一覧表

以下、連載の一部を紹介します。

大野先生(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長)の「いろいろ応用できる認知療法をじょうずに使ってみませんか」File.62は、「精神医療の医学化の流れ」についてです。

質問コーナーの「おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!」Vol.91は、「自分らしくあること」についてです。

渡邉博幸先生(千葉大学社会精神保健教育研究センター・千葉大学医学部付属病院)の「さじかげんよいかげん~ちょうどよい薬の量のはなし~」第5回は、「抗コリン薬のさじ加減-副作用を防ぐための薬が、さらに副作用をつくるジレンマ-」についてです。

『こころの元気+』2014年9月号